第一章
中学受験が終わった春に、気づく変化があります。
あれほど整っていた「何を、いつ、どれだけ勉強するか」が、入学と同時に、すべて本人任せになるのです。
塾のカリキュラムが消え、宿題の管理が消え、模試のペースメーカーが消える。それでも学校の進度は、公立を大きく上回る速さで進んでいきます。数学の教科書は容赦なく先へ進み、英語の単語量は増え続け、国語は「なんとなく読めるけれど、点にならない」まま置き去りになる——最初の定期テストや学年末テストで、この構図に気づかれた方が、この教室の扉を叩かれます。
- 受験のころから、記述が不安定なままだった
- 解法は覚えたが、本文を深く読めていない
- 中学の定期試験で、文法や語彙の不足が見えた
- 入学後、国語の勉強がいちばん後回しになっている
- 学校面談で、成績やクラスの維持について指摘を受けた
- 反抗期で、親が管理し続ける関係にはしたくない
- 中学受験が終わったのに、勉強の仕方が切り替わらない
- 学校の進度が速く、分からない単元を残したまま次へ進んでいる
- 定期テスト前に覚えれば点は取れる。でも、初見の文章では読めない
- 提出物・時間割・家庭学習の管理が、崩れてきた